メンタル、マインドセット一覧

このページでは、投資家やトレーダーとしての
メンタルやマインドセット(考え方、心構え)を述べます。
なお、投資やトレードにおいて
メンタルとはトレードルールや規律を守ることとYOKOは考えています。
精神力の強さではないのでご注意ください。

リスクの受け入れができているか? ~投資資金は失うこともある~

投資家やトレーダーはリスクを受け入れた結果、報酬として大金を手に入れます。
あなたは、リスクの受け入れはできていますか?

リスクとは損切りだけではありません。
何事も起こりうることもリスクです。
予想外の出来事が起き、大損失になってしまったとき、
あなたはこの現実を受け入れられますか?

もし初めに投資家やトレーダーとしての仕事がリスクの受け入れをわかってできている人は、
この現実を受け入れられることができます。

しかし、投資やトレードでお金儲けばかり考えてリスクをおろそかにしている人は、
この現実を受け入れることができません。
悪いのは、予想外の出来事が起きたことと責任転嫁するでしょう。
しかしその姿は投資家、トレーダーではありません。
自分のお金をすべて失うかもしれないというリスクを理解できていなかったからです。

話を元に戻すと
トレーダーの証拠金はすべて失うリスクを常にあることを忘れてはいけません。
どんなことが起こりうるというリスクがあることを忘れてはいけません。
そして、どんなことが起きても結果やリスクは受け入れなければなりません。
それが投資家としてトレーダーとしての仕事、ゼロサムゲームの本質です。
結果と受け入れることができないのは、
まだ感情的になっている、リスクの受け入れができていないことを意味しています。

※リスクの受け入れについて、
 ゾーン相場心理入門 マーク・ダグラス著 パンローリング出版
 を参考にしています。
 難解な書籍ですが、ご興味がある方は一読ください。

大数の法則 ~確率的思考ができているか?~

大数の法則とは、確率の考え方で
サンプル数が多ければ最終的に確率に収束していくという考え方です。

連敗しただけで、大きな負けをしただけで
自分のトレード手法がだめだと判断してしまっていないだろうか。
一回一回のトレード結果に一喜一憂していないだろうか。
トレードとは1回1回の結果ではなく、数十回のスパンで考えるべきです。

ルールを検証したか? ~真似だけでは勝てない~

昨今は、本やインターネット、セミナーでトレードルールや手法を学ぶことができます。
しかし、それだけでは勝ち続けることはできません。
まず、ルールを正しく理解しているか、実践できるのか、
といった個人の理解の問題があります。
また、そもそもそのルールは勝てるルールなのか、
といったルール自体の優位性の問題があります。
この2つをクリアするためには、個人でのチャート検証が欠かせません。

ここでいう検証は、まずはバックテストです。
過去チャートでこのトレードルールを適用して、利益が上げられるか検証する。
サンプル数は多ければ多いほど良いが、ひとまず30サンプルあれば十分でしょう。
バックテストで満足のいく利益が上げられたら成功だが、
上げられなかった場合、そもそも手法をちゃんと理解し実践できているか
もう一度丹念に調べましょう。
何度やっても利益が上がらなかったら、
その手法はあきらめて他の手法の検証をするのがよいでしょう。

バックテストをパスしたら、次にフォワードテスト。
チャートの先を隠してシミュレーションでトレードしていきます。
ここで勝てないと実践やデモトレードでも勝てないので、おろそかにしてはいけません。
手法とともにチャートの先を読む技術も必要になってきます。

バックテストをパスしたら、デモトレード、少額での実践トレードをしましょう。
ここまできてようやくルール通り売買できる能力があるといえます。

ただし能力はあっても実際にルール通りに売買し続けるのは簡単ではありません。
それは次の章で。

ルール通りに売買できているか? ~検証と実践の違い~

利益が上がる手法がある、それを理解し使える能力がある、にもかかわらず
ルール通りに売買できない、ルールを破ってしまうことがあります。
その結果、大きく負けたりも受け損なったりします。

なぜ、ルールを破ってしまうのだろうか、ルール通りに売買できないのだろうか。
(注:この問題は非常に難しい問題で、入門初期のタートルズも悩んだほど。
   以下の2点は私が思う原因と解決策をご提示します。)

(注:ゾーン相場心理入門 マークダグラス著 パンローリング出版に
   心理学の観点からさらに詳しく解説されています。
   難解な書物ですが、ご興味がある方は一読されることをおすすめします。)

1点目は、お金にからむから。
初心者の場合、実際の損失にびびって、すぐ損切りしたりします。
そして、得られるはずの大きな利益を取り逃がしてしまいます。
あるいは損失をだすのがいやで損切できなかった。
その結果、含み損が大きくなりすぎて、どうしようもなくなってしまいます。
逆に、利益が出たのですぐに確定して、得られるはずの利益を取り逃がしてしまったり、
欲を出しすぎて利確するタイミングを逃し利益の大半を失ってしまうこともあります。

このようにお金がからむと損失を嫌ってルールを破ってしまうことがあります。
これが一点目。
注:このように損小利大ではなく損大利小に走ってしまうのを
  行動経済学ではプロスペクト理論が詳細に解説しています。

2点目は、ルールを信じることができなくなるから。
もしルールどおりトレードしても運悪く連敗してしまったら、
大きなドローダウンになってしまったら、
それも確率の一部としてルールを信じて使い続けることができるでしょうか?
(注:なぜ負けたのかの分析をすることはもちろん重要ですべきです)
疑心暗鬼になり、ルールを勝手に変えたり、ほかのルールに走ったりしないだろうか、
こうなってしまうトレードがぐちゃぐちゃになり、さらに勝てなくなります。

※ルールを守らない症状として、代表的なのが、
ポジポジ病、リベンジトレード、タジタジ病などがある。次の項で紹介します。

1点目の対処としては、トレード慣れと損切りの効果を知ること
損切の抵抗をなくすことです。
プロでも勝率30~40%なので、損切は当たり前と理解するだけでも、
損切の抵抗がだいぶなくなると思います。
損切で失う金額の大きさにつらかったら、
まだそのロットを扱うには技術的にもメンタル的にも負荷が大きすぎるので
つらくないレベルのロスカットになるように、枚数を減らしてください。

2点目の対処としては、確率的思考を身につけること。
すなわち、どんな手法でも、連敗や大きなドローダウンは起こりうることだと理解すること。
そして、相場環境をより詳細に分析し、テクニカル的に何がまずかったか敗因を分析することだ。
(例:トレンドと逆らっていた、レジサポに気が付かなかったなど)

ポジポジ病 ~知らない間に資金を大きく減らす~

ポジポジ病とは、常にポジションをもってトレードをしてしまう症状で、
FXデイトレ初心者によくあります。
負けトレードがとにかく増え、勝率が悪化し、資金を大きく減らしてしまいます。
リベンジトレードも併発することがある極めて危険な行為です。

メンタルには、感情的になりすぎている、儲けるチャンスを逃したくない、
大きく儲けたいという動機からポジポジ病を発病することが多いようです。
もちろん危険な状態なのは言うまでもありません。
テクニカル的には、環境認識やチャート分析せずポジションをなんとなくとってしまうので
ポジポジ病を発病しやすい相場は、値が大きく動いた後の相場で
チャンスが終わっていることも多く、いい結果にはなりません。

対策として、まずポジポジ病をして負ける相場は
相場環境が悪いということを理解しましょう。
行動面では、感情を観察し、あつくなっていると思ったら
PCを閉じて離席して別のことをするのがよいでしょう。
負けた後の行動や心理が大切です。
また、高ロットの場合、損しても悔しくない額まで
ロスカットと枚数を減らすというのも効果があります。

リベンジトレード ~ 一番退場しやすい危険行為~

リベンジトレードとは、トレードでの負けが悔しくて、
負けを取り戻すために感情にまかせて危険なトレードをすることです。
当然ながら結果的に負けることが多く、資金をさらに溶かしてしまいます。
YOKOが選ぶ最も退場しやすい危険行為の一つなので、絶対にやめましょう!

リベンジトレードを発病しやすい相場は、ポジポジ病同様に、
値が大きく動いた後の相場で、チャンスが終わっていることも多く、いい結果になりません。

対策はポジポジ病とほぼ同じです。
まずリベンジトレードをするような負ける相場は
相場環境が悪いということを理解しましょう。
行動面では、感情を観察し、あつくなっていると思ったら
PCを閉じて離席して別のことをするのがよいでしょう。
負けた後の行動や心理が大切です。
また、高ロットの場合、損しても悔しくない額まで
ロスカットと枚数を減らすというのも効果があります。

タジタジ病 ~怖くてエントリーできない~

ポジポジ病とは逆で、負けるのが怖い、損するのが怖いという理由から
エントリーが怖くなる、エントリーができなくなる病気です。
損するのが嫌な人、慎重な人に多いです。

とはいえ、慎重になること自体は負けが減るので悪いことではありません。

ロットの壁、金銭感覚の麻痺 ~100万通貨でトレードできるか?~

(この話は勝っている人対象になると思います。)
今回のロットの壁(枚数を大きくすることの壁)は
メンタルや金銭感覚、お金の価値観、所得にかかわってくるので
非常に克服しづらい問題です。
でも、FXで大きく稼ぎたい人にとっては避けられない大きな壁です。

えてして、勝っている人のトレーダーは金銭感覚が麻痺している、異常とも言ってもいいです。
FXの損切は1万円~10万円以上するわりに、お昼のごはんは500~1000円というように
トレードと日常生活の金銭感覚が大きくずれているからです。

誤解を恐れず言うと、高所得のサラリーマンや、会社経営で大金を動かす自営業の人は、
普段から大金を扱っている人が多いので、この問題は小さいかもしれないです。

ロットを上げることで、慣れない高ロットトレードになり
トレード中に大きなストレスやプレッシャーを感じたり、普段より早く手じまいしてしまったり、ルールを破ったり、ポジポジ病やリベンジトレードになったりと、
今までのロットではできていたことが、できなくなるかもしれません。

対策は、慣れしかないと思います。いいトレードを決断するという姿勢で臨むしかないです。

また、荒療治ですが、自分が最終的に運用したいと思う枚数
(例:100万通貨、証拠金で500万~600万円必要)を用意できれば
1回だけトレードして、高ロットトレードを体験してみるのもいいと思います。
大金を得る/失う興奮や恐れ、損益画面の数字表示に何を思うか確認しておくのがよいです。
あ、ちゃんとやれば大したことないと思えれば大成功です。

勝ちよりも負けないトレード ~勝ち組トレーダーの最終境地~

「石の上にも三年」ということわざがあるように、
FXで満足に稼げるようになるには3年以上かかるのはざらです。
私の尊敬する先輩トレーダーたちも3年以上かかっている人が少なくないです。
(場合によってはもっとかかるかもしれないがめげずにがんばろう!)

勝っている人と負けている人の違いは、
勝っている人は「勝ち」よりも「負けない」トレードをしていることです。

勝ちは相場次第なので自分でコントロールできないが、
負けは損切注文など自分でコントロールできるので、
自分でコントロールできる部分にフォーカスして、負けを小さくしています。
高勝率よりも高RR比率重視のトレーダーはこの傾向が強いです。

「負けない」トレードをする人は相場は自分に利益を運んでくれる、夢をかなえてくれるなど
相場に過度の期待をしていないです。
ただの売買機会が存在している、これで負けたら仕方がないと割り切ってトレードしています。

勝っている人は自分のトレードルールを持っている、
特に待ち方がうまいと感じます。
簡単な相場でしっかり稼いで、難しい相場には手を出さない(言うはやすしですが)を
実践しています。
エントリーするかしないかの選球眼が、稼げないトレーダーとは違います。
もちろん、メンタルも落ち着いています(メンタル管理がしっかりしているとも言えます)



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