コラム:マーケットの魔術師に学ぶ① 負けの対処法

「マーケットの魔術師」という本をご存じでしょうか?

何百万ドル、何憶ドルと稼いだアメリカのトップトレーダーのインタビュー集です。
1970年代~80年代に活躍したトレーダー、トレードが中心ですが、
彼らの言葉は現代のトレードやFXにも通ずるところが多く、非常に興味深いです。

YOKOがトレードでうまくいっていないときに定期的に読み直して
メンタルやマインドセットを整えています。

このコラムではYOKOが特に気に入っている言葉を紹介しています。
今回は負けが続いたときに対処についてご紹介します。

負けが続いたときの対処1

マイケル・マーカス

Q:負けが続いてきたときなどはどう対処しているんだい。

A:昔は負け始めると逆にロットを大きくして、トレードに再度挑んだけれど、
  大抵はうまくいかなかった。

  だからうまくいかなかったときにストップするポイントを決めておいて、
早めに損切るようにした。そうすれば、大体いつでもよくなったのさ。

負けているときに一番気を付けることは、損失を極力小さく抑えることです。
勝ち>負けになればいいので、負けを小さく抑えることから始めましょう。
例えば、一日の損失限度を決めておいて、それに達したらトレードしないも有効です。
また、リベンジトレードに走らないこと、ポジポジ病にならないことなど
自分が負けているときにしやすい行動を常にチェックしておきましょう。

Q:負け続けたとき、そこから抜け出そうとして自分のやり方以外でトレードしようとしたこともあったんじゃないの。

A:ときどきね、だけど大抵何もしないほうが正解だった

Q:負けが続き始めるのは、相場についていけなくなるのからなのか、
  それとも他の原因があるからなの。

A:結局のところ、負けが負けを呼ぶんだ。
一度負け始めると心理的にぐらついてきて、さらに悲観的になってしまうんだ。

負けているときは技術的なことよりも心理的なことが大きいと言っています。
もとのメンタルに戻るまで、マイケル・マーカス氏は3~4週間と言っていますので、
調子が悪いときは思い切って休む、「休むも相場なり」です!

また、安易にトレード手法を変えるのもよくないと言っています。
その手法が優れているかどうかは何十回、何百回とトレードと検証で明らかになります。
また、勝っている人のトレード手法はシンプルなものが多いです。
トレード手法をころころ変える、いろいろな手法を勉強するのは
かえって成功から遠ざかるようです。

負けが続いたときの対処2

リチャード・デニス

Q:一番劇的だったとか一番印象に残ったトレードの経験としては、
  どういうことが思い浮かびますか。

A:(略)それからは不安定になるような損が出た場合、フロアを離れ、
家に帰って昼寝するなりなんなりして、
次のトレードの決断を下すまでに少し時間を空けるということを学んだよ。
こっぴどくやられているときは撤退すべきだ。

Q:振り返ってみると、その経験がこたえて、
率でいってそれだけの規模の損を二度と出さなかったという意味で、
良いトレードだったと言えますね。

A:もちろん。損を取り返そうとか、損を取り返すために
  サイズを二倍にしようというようなことはやらないということを学んだ。
それから、ある一定の金額を損すると自分の判断に影響するということも学んだよ。
だからトレードで損を出したら、
次のトレードをする前にある程度時間を空けなくてはいけないんだ。

Q:つまり結論は、物事がうまくいっていないときには
頑張ったり、無理したりするなということですね。

A:そうだね。結局は何といっても損を最小に抑えて、
短期間で大儲けできる数少ないチャンスのために資金を留保するように努めるべきなんだ。
最善でないトレードに自らの資金を捨てるようなことをしていたらもたないよ。
そういう行動をしていると、最善のポジションをとれるまでに衰弱しきってしまうだろうね。

タートルズで有名なリチャード・デニス氏の言葉。
マイケル・マーカス氏と同様、負けが続いたら休むことの重要性を語っています。

YOKOもよくあるのですが、損切を小さくしていても負けが続くと
けっこう大きな損失になっています。損切貧乏の状態です。
「買う、売る、待つ」の「待つ」の重要性も語っています。

負けが続いたときの対処3

エド・スィコータ

Q:負けが続いているときは、どうやって対処しますか。

A:私はトレードの量を抑えることによって対処する。そして、何もせずに待つんだ。
  負けが続いているときにトレードしようとすれば、感情的になって破滅的になってしまう。
  何とか取り戻そうという行動は致命傷になる。

エド・スィコータ氏も同様のことを述べています。
負けが続いて感情的になっているときは休むのが一番ですね。

まとめ

負けているときは、何もしない、ポジション量を小さくすることが重要です。
とはいえ、トレードが好きな人は、何もしないのもなかなか大変ですが…
自分なりにトレードしないときに何をするか、習慣化してみるのもいいですね。
(ちなみにYOKOはスマホのゲームをよくしています汗)

次回は、マーケットの魔術師たちの規律と忍耐についてご紹介します。
こうご期待ください。

参考文献:マーケットの魔術師 米トップトレーダーが語る成功の秘訣
     ジャック・D・シュワッガー著 パンローリング株式会社出版 2001年

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